Blue Room

ロンドンの片隅でじわじわと考えたり、走ったり

20140904_963533

350kmのコースを調べ始めました

ようやく「マンロン350」こと「Rapha Manchester London Challenge(これが正式名称)」のライダー・ブリーフィングを読み始め、4ヶ所のフィードステーションの場所をチェックしたり、標高のプロフィール図を自転車GPSサイトでダウンロードしてiPhoneに入れたり、という準備らしいことをし始めました。

20140904_963523

今回のコースをちょっと俯瞰してみたらこんな感じ。こうやってヨーロッパのサイズで見ると、やっぱりなかなかの距離を走るんだなぁと興奮してきます。赤いバルーンは補給地点です。※地図をクリックすると、Ridewithgpsサイトのコースページが開きます。

うーんやっぱり長い!どんなにひどい目に遭うんだろう!とゾッとするような楽しみなような微妙な気持ちがこみ上げてきます。獲得標高は3600mくらいらしいのですが、上りの大半はマンチェスターを出てすぐにやってきます。こんな景色(ここをクリック!)の中にすぐに突入していくようです。

20140904_963533

実際の路面からの景色はこんな感じなのでしょう。クルマならラクだけれども、タンデムにはきつそう……ゾゾゾ。photo(c) Paul Anderson

標高図で見るとこんな感じ。きついのぼりは前半に集中しています。赤い矢印はフィードステーションの場所。

標高図で見るとこんな感じ。きついのぼりは前半に集中しています。赤い矢印はフィードステーションの場所。

フィードステーションはおよそ80kmごとに設置されています。80km走っている間に水がほしくなったら、日本のようなコンビニはあまりないのでパブで水を汲ませてもらうか、酒屋さんやスーパーで水を買うか。なんとかはなるだろうけれど、あまり時間を浪費しない補給を考えないといけないかも。

足切りは2番めと3番めのフィードステーションの通過時間で行われるそうです。箒をつけたバンがやってくるのでしょうか。Raphaならやりかねないので見てみたい気はしますが、今回はみなさんからお金をお預かりしているチャリティ、笑い話にもならないので、見ないことを祈ります。

ちょっとうれしい情報は、マンチェスターでの前夜祭として「パスタ・パーティ」があること。夕方6時から参加者が集い、パスタ食べ放題でカーボ・ローディングしまくるのでしょう。たぶん、肝臓を休ませるためお酒を飲む人はほとんど皆無、それなのにやけにテンションの高い、はたから見れば妙なパーティになるのだと思います。

もうひとつ嬉しかったのは、わたしも普段から愛用しまくっているiPhone用のオフラインで地図を利用できるGPSアプリ「View Ranger」が今回のチャリティに賛同し、コースに沿ったOSマップ(日本の国土地理院1:50000に相当)データを無料で提供してくれていることでした! Garmin800を持っていくけれど、Garminの地図はやはりあまり見やすいものではないので、迷ったときにはこれで助けてもらえそうです。

20140904_963564

ここまで細かく見られます。青い線がコース。自分の位置もGPSで表示させられるので、迷ったときには強い味方になる。

ちなみにView Rangerは日本でもOpenCycleMapやOpenStreetMapのデータを利用でき、iPhoneローカルに地図を保存できるので、自転車乗りにはマストなアプリではないかと思います。友人とビーコンを送信しあうこともできるなど(これにはデータ通信環境は必要)かなり高機能で、OpenStreetMapなどでよければ無料で使えます。全力でおすすめします。

次回はわたしのキャプテン(あ、昭和的な表現ではなくw、タンデムの運転者のことをそう言うのです。後ろで踏むだけのわたしはストーカーと呼ばれます。ちょっと物騒な響きです)でありベテランアマチュアレーサーであり、Rapha Condorチームの創業者などでもあるドミニクに聞く、イベント直前の調整法今昔物語……をご紹介できればと思っています。

yokoaoki • 2014-09-04


Previous Post

Next Post

コメントを残す

Your email address will not be published / Required fields are marked *